『あるく みる うたう』
2023年2月3日(金)19:00 open/19:30 start
音楽と珈琲 ひかりのうま(新宿区百人町1−23−17 B1F) JR総武線大久保駅南口よりすぐ
2000円+1ドリンク
出演:
○斎藤ぽん(にゃんとこ)/秋田万歳
○宇宙軒明星/幻灯 江州音頭withプリンス王子/エレキギター
○猫村あや(儀式)/小田原の田植歌
○林"プリンス王子"良太(ミックスナッツハウス)/ガットギター弾き語り
2月3日の節分の日は、是非【ひかりのうま】へ。
ワタクシ、朝起きるとグワーッと思いつきが発動してしまうんです。そしてそれをどーしてもやってみたくなり…。今回は猫村さんが整えてくださり😭
どうです?脈絡なく感じるかもですが、これは瓢箪から駒🏇出るやつ!
では演目のご紹介を。
まずは秋田万歳。イラストレーターにゃんとこ・斎藤ぽんさんが演じます。
万歳?漫才でなく?といった方も多いかもしれません。
万歳は漫才の祖先でもあります。新年に家々をお祝いの歌を唱えながら門付けしていった芸能です。
その内容はというと、インドの仏教の経文が日本に伝来した様子を祝う歌詞だったり、京都から江戸へ至る東海道五拾三次を双六遊びで唱える歌詞だったりします。
今回の企画は節分の日にやります。
<福は外からやってくる>
わたしはこの言葉が大好きで、そして長い長い雪国の冬の待ちわびたハルノヒを思うのです。
ぽんさんが勉強している秋田万歳の先達のすばらしい映像があります。ぜひご覧ください。
次はワタクシ宇宙軒明星。江州音頭。近江(今の滋賀県)発祥の盆踊り唄。
長いオハナシを詠みあげていく口説きという形の唄。
今回、幻灯 江州音頭としましたのは、そのオハナシを幻灯で映し出す絵にのせてやってみようという初の試みです。初といってもこれは先祖がえりともいえます。江州音頭と近似の芸能ともいえる説経節はその昔、ガラス絵を幻灯機で映し出し物語を語ったときいています。それは面白そうだなあと常々思っていたのですが、今回ライブハウスという場所で、これはチャ〜ンスと思ったのでやってみます。
このところ、音頭をやるときに並走してもらっている“プリンス王子”のエレキギターでの旋律と唄の旋律、そして幻灯、重なったらどんな効果が出るのか。瓢箪から駒、きっと出ます😁
お次にご紹介は小田原の田植歌を勉強している、そして儀式という日本中のお祭りや神事をカバーするバンド?をやっているお餅大好き猫村あやさん。
コロナの騒動になってから、猫村さんの活動っぷり、逢うことはなかなか叶わず、遠くから感じていました。猫村さんはマルチタスクを異常なスピードでこなしてゆく天才なので、私がTverでも見ながら餅一個食ってうとうとしてるまに、餅ついて、色つけて、飾って、舞って、そして金属を切ったり磨いたりしてピカピカの何かをこしらえて、小田原まで行って歌習ってるんだ〜そうなんだ〜と思いを馳せておりました。
田植えの歌は豊作を祈る前祝い。日本のいろいろな民謡の大元になるのが田植歌とききます。どんな歌なのかきいてみたい。はやく来い来いお節分。
最後にご紹介は林良太さん。ミックスナッツハウスというロックバンドをやっています。愛称はプリンス王子。私はスヌーピー(てかJOE COOL)が大好きなので、え?ピーナッツじゃなくってえとまずそこでまんまと釣られてしまいました😁
プリンス王子はバンドの他にガットギターで弾き語りをしています。いろんな歌があってね、ご当人はエセボッサなんてゆってる時もあるけど、リズミカルなフォークソングというとわかりやすいかな。
言葉をダブルミーニング(駄洒落ではないッと一喝されました笑)にしたり、地球を散歩して(宇宙からやってきているからネ)刮目する事態を歌にしたり。すなわち王子も地球を歩いてPOPについて勉強しているのです。
そしてあんまりゆうと嫌がられてる気もするのですが、彼の作風は浅草の寄席でいうとボーイズ芸(楽器を用いた音楽ショウ)やギター漫談の系譜でもあると私は勝手に思っています。図らずも独自に進化したんだろうけど。お笑い芸人とは違うんだけど、音楽ライブだけをやっているのではない、ミュータントが誕生しているのよ。セツブンノヒ、ヒカリノウマ二、"プリンス王子"アラワル。モクゲキセヨ。
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