日本のうたの歴史の流れを旅するうたのコンサート【すみだタミノータ】がやってくる!
すみだに古くから残る親子別れのお話・梅若伝説を元に新たに制作した民謡・江州音頭「隅田川」を軸に、新旧のうたの旋律をたのしむプログラムを企画しました。
おめでたい祝福芸・秋田万歳の軽快な口上、古い謡曲や仕事歌、すみだを歩いて作ったポップ・ソング、年末仕様・冬でも踊りたい盆踊りタイムで愉快なクリスマス・イブを過ごしませんか?
詳細、予約フォームはこちら→https://obakedaigaku.themedia.jp/posts/48601087
タミノータって何?
民の唄をもじった造語です。民衆によってつくられ、うたわれるうたをそのように名付けて、愉しみながら学んでいきたいと思っています。今回のイベントでは、すみだに古くから伝わる親子別れのお話「梅若伝説」を基に制作した、新作オリジナルの盆踊り唄・江州音頭「隅田川」を軸にして、日本のうたの節の新旧アレコレを並べてみたいと思います。
日本のタミノータは日本語の発声(母音強調など)との関係が深いのです。
今回ご紹介する江州音頭での例をあげますと、冒頭のあいさつとして、
えー 皆様頼みます
と文字にすればわずか数文字なんですが、実際のうたを文字で書いてみますと、
えい みいいなあえさあああま たあのおみいまああすうう
と、母音のオンパレードになります。この母音にコブシをつけたりとなかなかの装飾過多です。今の演歌にその名残は残っています。
江州音頭(ごうしゅうおんど)って何?
江戸末期に近江(現在の滋賀県)にて誕生し、明治~昭和の時代に親しまれた盆踊り唄です。その歌詞の詞形は七五調で、長いモノガタリを詠みあげていくというもの。関西一円で生唄、生演奏で夏の盆踊りとして踊られてきました。古くは打楽器、メロディ楽器の伴奏はなく、唄の節回しで抑揚をつけ、踊りの拍子をとってきました。現在では、太鼓、三味線、エレキギター、ベース、キーボードとにぎやかな伴奏がつくこともあります。今回のイベントではクラブミュージックサウンドのバックトラックにのせて江州音頭をうたいます。パーティー気分で盛りあがりましょう!
【開催概要】
イベント名称:すみだタミノータ ~音楽時間旅行~
日時:2023年12月24日(日)16:00~18:30(開場15:30)
会場:すみだ生涯学習センター ユートリヤ マスターホール(東京都墨田区東向島2-38-7)
料金:無料、予約者優先入場
定員:100名
出演:江州音頭 宇宙軒明星(モノガタリ宇宙の会)
祝福芸・秋田万歳 斎藤ぽん(にゃんとこ)
民間伝承の歌 猫村あや(儀式)
ギター弾き語り プリンス王子(ミックスナッツハウス)
舞台監督:塩谷智司(AGAXART)
照明:大庭圭二(株式会社 流)
音響:山口宜大(Magic Mill Sounds)
フライヤーイラスト:斎藤ぽん(にゃんとこ)
アートプロジェクト「隅田川 森羅万象 墨に夢」:https://sumiyume.jp/event/5354/
X:https://twitter.com/bonstove
お問合せ:myojo3@ymail.ne.jp
【実施体制】
主催:タミノータ・プロジェクト、「隅田川 森羅万象 墨に夢」実行委員会
共催:墨田区
協賛:株式会社東京鋲兼、東武鉄道株式会社
※「隅田川 森羅万象 墨に夢」実行委員会 事務局は(公財)墨田区文化振興財団が担っています。
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