琵琶湖から隅田川への道行きを語る梅若丸のストーリー。
関西の盆踊り・江州音頭にのせて、新しい盆踊り唄をつくり、生唄、生演奏で踊るワークショップです。
踊りのレクチャー、歌詞の解説もします!
真冬の盆踊り【盆踊りストーブリーグ】を体験しませんか。
出演
【解説・唄】北野留美(モノガタリ宇宙の会・宇宙軒明星)
【演奏】パピポンズ × 林 “プリンス王子” 良太(ミックスナッツハウス)
【踊り手】かとうちあき(野宿野郎)
日 時:2022年12月11日(日)
時 間:14:30開場/15:00開始〜17:00終了(予定)
場 所:本所地域プラザBIG SHIP 4階・多目的ホール(東京都墨田区本所1-13-4)都営浅草線・大江戸線「蔵前」駅より徒歩8分
参加費: 500円(当日受付にてお支払いください。なお現金のみになります。お釣りがないようにご協力お願いします。)
定員:60名(先着順)
申し込み先:11月1日(火)より受付開始します。下記の参加申し込みフォームよりお願いいたします。
問い合わせ先:myojo3@ymail.ne.jp
主催:北野留美、「隅田川 森羅万象 墨に夢」実行委員会
共催:墨田区
協賛:株式会社東京鋲兼、東武鉄道株式会社
※「隅田川 森羅万象 墨に夢」実行委員会 事務局は(公財)墨田区文化振興財団が担っています。
音頭作詞:林良太、北野留美
イラスト:小桃印子
真冬の盆踊り【盆踊りストーブリーグ】へようこそ
なぜゆえ、真冬に盆踊り?
そうシーズンオフのこの時期ではありますが、来年の夏に向けて、私の大好きな盆踊りの場をあたためたいのです。
ヨイトヨイヤマッカ ドッコイサノセ、これは関西の盆踊り唄・江州音頭の囃子言葉、これににノせられて登場する「音頭取り」なる役割の者がいます。唄いながら場の空気を読み、踊りのテンポを調整し、盛りあげるという仕事をします。まさにダンスフロアのDJ、「音頭取り」が滅法かっこ良いんです。
その関西で行われている江州音頭なんですが、滋賀県発祥の盆踊り唄で、長い叙事詩の口説きに合わせて簡単な動作を繰り返し、輪になって踊るというもの。すみだで定期的に行われている河内音頭の類縁にあたります。 そしてもうひとつ、滋賀とすみだをつなぐものといえば梅若伝説。琵琶湖のほとりで人買いにさらわれた少年・梅若丸が隅田川でその生涯を閉じ、亡霊となって母と再会を果たすという悲劇が、「隅田川物」と呼ばれ、浄瑠璃や歌舞伎の戯曲に描かれています。
このイベントでは、この梅若伝説を現代的な感覚の言葉の連なりに変換して作詞した、江州音頭の新作を発表します。生唄にエレキギターと太鼓の演奏が加わり、踊りが弾む空間が現れます。江州音頭の文句に身をまかせ、ゆらりゆらりと踊りながら、梅若伝説の物語をお愉しみください。 新作音頭の解説では、物語の舞台である木母寺のあたりを歩いた感想を交えて、すみだの今と過去の風景に思いをはせます。
【盆踊りストーブリーグ】で心も体もポッカポカ!
プログラム
第一部:レクチャー
●江州音頭ってどんなもの?(20分)
●新作の歌詞の解説(20分)
●囃子言葉を覚えよう(10分)
第二部:踊り
●踊り方指南(10分)
●演奏に合わせて踊ってみよう(10分)
●もう一度演奏に合わせて踊ってみよう(20分)
出演者
【解説・作詞・音頭取り】
北野留美
生活文化研究、町歩きの小冊子をつくっていくうちに、その実践に興味を持ち、民謡の勉強をはじめる。2016年より、東京にて初代桜川唯丸流・江州音頭を研究するモノガタリ宇宙の会に加入。音頭ネームは宇宙軒明星。
【唄・囃子・太鼓】
パピポンズ
民謡、盆踊りのチーム。関西の江州音頭をはじめとし、さまざまな地域の民謡をご当地に合わせてオリジナル歌詞にアレンジするのを得意とする。
【作詞・エレキギター】
林“プリンス王子”良太
2006年OSAKAで結成のロックバンド・ミックスナッツハウスのヴォーカル&ギター。今回の新作音頭の歌詞の作者。大衆音楽への強い拘りから、音頭へも興味が発展。北野留美と出会うことで、江州音頭に自身の歌詞&エレキギターを組み入れることを実践してきた。
【踊り手】
かとうちあき
全国を訪ね歩いている盆踊り好き。フリーライターで野宿愛好家。著書に『野宿入門』、共著に『今日も盆踊り』がある。
「すみだ文化芸術情報サイト」に掲載していただきました。
チラシのPDFもこちらに置いていただいております。チェキラ~。
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